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基礎知識

格安SIMの速度比較は意味なし? 5年間使ってわかった通信速度の真実

格安SIMの速度の真実とは?

 

格安SIMや格安スマホを検討している人にとって、もっとも気になるのは通信速度ですよね。

結局どの格安SIMがいちばん速いの?

この記事では、そんな疑問に答えます。

 

この記事でわかること

  • 通信速度の速い格安SIM
  • 格安SIMの速度が不安定な理由

 

結論:通信速度で選ぶなら「UQモバイル」か「ワイモバイル」

通信速度の速い格安SIM

 

最初に結論です!

 

通信速度の速さで格安SIMを選ぶなら、「UQモバイル」と「ワイモバイル」の2社から選んでください。

 

この2社は自社回線でサービスを提供しているので、他の格安SIMより高速で安定した通信速度で利用できるからです。

 

しぶちん
他の格安SIMは自社回線ではないので、混雑時間帯には速度が大きく低下します

 

UQモバイルとワイモバイルは大手キャリアの「サブブランド」

サブブランドの格安SIM

 

一般的な格安SIMは大手キャリアから通信設備を借りてサービスを提供しています。

 

しかし、UQモバイルとワイモバイルは、以下のように「サブブランド」と呼ばれる大手キャリアの系列企業なので、自社回線でサービスを提供できるのです。

 

サブブランド2社

 

市場調査会社の発表でも速度の高さが裏付けられている

格安SIMの速度調査

 

UQモバイルワイモバイルの速度の高さは、市場調査会社の資料でも裏付けられています。

 

たとえば、モバイル専門のマーケティングリサーチ機関であるMMD研究所の最新(2020年2月)の速度調査結果では、以下の図のようになっています。

 

格安SIMの速度調査結果

(出典:MMD研究所「2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」)

 

この図によれば、UQモバイルの速度の中央値が39.2Mbpsワイモバイルの中央値が35.0Mbpsとなっています。

 

しぶちん
他の一般の格安SIMよりも、速度が高速で安定しているというわけですね

 

サブブランド以外の格安SIMの通信速度が低くて不安定な理由

格安SIMの速度が不安定な理由

 

速度低下の原因は「POI」

すでに申し上げたように、サブブランド2社以外の一般の格安SIM(MVNO)は、自前で通信設備を保有していません。

 

大手キャリアの通信設備を借り受けてサービスを提供しています。

 

キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)と格安SIM(MVNO)の回線網の間には、「POI」(Point Of Interface)と呼ばれる相互接続点があります。

 

キャリアとMVNOのPOI

 

このPOIは、ネットワーク利用者が急増する時間帯になると、「輻輳(ふくそう)」と呼ばれる飽和状態になります。

 

これは、いわば道路が渋滞しているような状態で、必然的に通信速度が低下してしまいます。

 

総務省の検証では混雑時間帯に速度が低くなるのが判明

サブブランド2社以外の格安SIMがキャリアと比較して、どの程度速度が低下するのでしょうか。

 

参考になる資料として、平成29年に総務省が検証した実験結果があります。

 

参照先

 

これによれば、キャリアの速度を100とした場合、以下のグラフのような結果が出ました。

 

平日の速度の変動

格安SIMの平日の速度傾向

(引用元:総務省)

 

休日の速度の変動

格安SIMの休日の速度傾向

(引用元:総務省)

 

しぶちん
特定の時間帯に顕著に低下していることがわかりますね

 

グラフを見れば一目瞭然、次のような傾向がわかります。

 

格安SIMの速度傾向

  • 平日は、通勤時間帯、お昼休憩、帰宅時間帯に速度が低下
  • 休日は、お出かけ時間帯である12時頃から19時頃まで速度が低下

 

しぶちん
この傾向はサブブランド以外のMVNOの宿命です

 

サブブランド以外の格安SIMの速度比較はあまり意味がない

格安SIMの速度比較は意味がない

 

当ブログでは格安SIMの使用レビューの際に速度も測定しています。

しかし、これはあくまでも参考にしかなりません。

 

最近は主なMVNOの格安SIM速度を定期的に計測して常時公開しているサイトも多いですよね。

 

しかし、これもあまり意味があるとは思えません。

 

ある日の15時台の速度はAというMVNOが速くても、別の日の15時台はBというMVNOが速いなど、法則性はあまり見出だせないからです。

 

実際のところ筆者もかれこれ5年以上も多くのMVNOの格安SIMを渡り歩いてきました。

 

しかし、「A社はこの時間帯は確実に他社より速い!」と断言できる傾向は無いと感じています。

 

結局はサブブランド以外のMVNOの速度の差なんて「どんぐりの背比べ」なのです。

 

格安SIMはあくまでも「スマホ界の回転寿司」と割り切ること

格安SIMは回転寿司

 

格安SIMを寿司に例えるなら回転寿司。

 

ドコモなどの大手キャリアはカウンターのあるちょっと高級な寿司屋ということです。

 

回転寿司は、そこそこのネタを安価に仕入れ、機械で握ることで人件費を大幅にカット。

 

徹底的にコストを削減することで、お手頃価格でお寿司を楽しめます。

 

その一方で、高級寿司のような高品質なネタや一流職人の技には及びません。

 

格安SIMも回転寿司と同様です。

 

設備やサービス、人件費のコストを徹底的にカットして、キャリアの半額以下という圧倒的安さでスマホサービスを提供しているのです。

 

格安SIMはスマホ界の回転寿司である

このように割り切れば、格安SIMにガッカリすることはありません。

 

しぶちん
格安SIMは回転寿司なみのサービスであることを理解しましょう

 

ちなみに顧客満足度調査ではmineoが1位

格安SIMの調査

 

サブブランドを含めた格安SIMの顧客満足度の調査結果を調べると、実は速度が速いUQモバイルやワイモバイルよりも、他の格安SIMの方が好評だったりします。

 

たとえばMMD研究所の「2020年3月格安SIMサービスの満足度調査」によれば、以下の図のような結果が出ています。

 

格安SIMの顧客満足度

2020年3月の格安SIM顧客満足度

 

(データ引用元:MMD研究所「2020年3月格安SIMサービスの満足度調査」)

 

顧客満足度の上位5つは以下のとおり、mineo、UQモバイル、BIGLOBEモバイル、OCNモバイルONE、IIJmioという順番になりました。

 

格安SIMの顧客満足度(2020年3月)

 

この調査結果からもわかるように、格安SIMの満足度は必ずしも速さだけでは決まらないということです。

 

しぶちん
サービス内容やサポートなども含めて検討しましょう

 

まとめ:高速の格安SIMならサブブランドを選ぶべし

今回は、速度の早い格安SIMとポイントについて解説しました。

 

最後にポイントをまとめます。

格安SIMの速度について

  • 通信速度の速さで選ぶなら、UQモバイルとワイモバイル
  • それ以外の格安SIMの速度比較はしょせんどんぐりの背比べ
  • 速度だけでなく、サービスやサポートなどの総合力も確認
  • 格安SIMの顧客満足度調査ではmineoが1位

 

しぶちん
最後までお読みいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人
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しぶちん

出版業界歴19年のITライター&編集者。スマホ代を約70%節約できる「格安SIM」を完全自腹でレビューしています。 各種お問い合わせ、お仕事依頼などは、こちらからどうぞ!

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